今回は、「びりっかすの神様」という僕のおすすめの本を紹介します!
びりっかすの神様・小学生・中学生向け(小説)
作者:岡田 淳さん
題名:びりっかすの神様
上の写真は偕成社文庫の2018年版です。
あらすじ
父が他界して転校することになった主人公ー始は、転校先の学校で、びりの子にしか寄り付かない、「びりっかす」という小さな男に出会います。
その男に会うために、クラスのみんなでびりを取ろうとするが…?
また、先生はなにに関しても、競争させようとします。成績に合わせて席替えをしたり…。
考えさせられる作品です。
感想(ネタバレあり)
父が他界して、父は死ぬ前、始にこう言いました。
「がんばれ」
父は、なんでも人に勝つために頑張れ、といった考えを持っていた人でした。
転校先の学校の担任は、競争させるのが好きで、成績に合わせて席替えをしたりします。
でも、人に勝つために頑張るのって、そんないいことなのか。
そんな中,始はびりの人にしか見えない神様(なのかわからない男)、びりっかすに出会います。いずれは、クラス全員でびりを取るようになりました。
そんな中、変わっていく生徒を見ていたのは、そりゃ先生ですよね。
頑張る、というのはどんなことか。そんなことを考えさせられる一冊です。
まとめ
頑張る、というのはどんなことか。皆さんもよんでみてください。